上海の朝食といえば、豆浆(とうじゃん/dòujiāng)は欠かせない定番メニューです。豆浆は、大饼(だーびん)、油条(ようてぃあお)、粢饭(ツウファン)と一緒に「四大金刚」と呼ばれ、上海人にとって最も伝統的でクラシックな朝食の組み合わせです。でも、豆浆って日本の「豆乳」と同じものなのでしょうか?
1. 朝食店での豆浆
上海の朝食店や屋台で見かける豆浆は、日本の無調整豆乳と同じで、基本的に水と大豆だけで作られたシンプルな飲み物です。屋台では、縦長のステンレス製の「豆浆机(とうじゃんき)」で熱々に蒸し出される光景もよく見られます。

味のバリエーションもあり、
- 甘い豆浆:甜豆浆(tián dòujiāng)
- 甘くない豆浆:淡豆浆(dàn dòu jiāng/砂糖不使用)
注文時には、「我要甜豆浆(wǒ yào tián dòu jiāng)」「我要淡豆浆(wǒ yào dàn dòu jiāng)」と言えば通じます。
※「咸豆浆(しょっぱい豆乳)」は別の料理形式で、豆浆にのりや油条と調味を加えたものです。
2. スーパーでの豆浆・豆奶
上海のスーパーでも豆浆は販売されていますが、朝食店の豆浆より少し複雑です。いわゆる「豆奶(ドゥナイ/dòunǎi)」と呼ばれる市販品は、大豆に加えて砂糖や香料、安定剤などが加えられており、日本の乳飲料に近いイメージです。また、手軽に作れる「豆浆粉(とうじゃんふん)」もあり、お湯や牛乳で溶かして楽しめます。
おすすめブランド
- 上海:清美豆浆
多種多様な味があり、朝食や自宅用に人気。

- 四川地区:唯怡豆奶
大豆ではなく複数のナッツで作られ、味はピーナッツ風味。四川の辛い火鍋料理との相性が良いです。ただし、標準的な豆奶とは少し異なります。

3. 豆浆と〇〇豆奶の違い
- 豆浆(とうじゃん):水+大豆のみが基本。朝食店では温かく、屋台で楽しめる。
- 豆奶(ドゥナイ/豆乳風飲料):スーパーで販売されることが多く、添加物が入っている場合がある。
上海に来たら、ぜひ屋台の豆浆を試してみてください。香ばしい大豆の風味と、朝の街のにぎわいが楽しめる、上海ならではの朝食体験です!
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