10月1日から始まる国慶節(中国の大型連休)。2026年の国慶節は10月1日~7日の7連休です。
せっかくの長い休みなので「上海観光に行きたい」「上海から近郊へ小旅行したい」という方も多いのではないでしょうか。
一方で、国慶節の上海は一年の中でも特に観光客が多い時期。外灘、豫園、南京東路、上海ディズニーランドなどの定番観光スポットは、かなりの混雑が予想されます。
そこで今回は、上海在住の日本人が国慶節に行きやすい「穴場・準穴場」の観光スポットをピックアップしました。
ポイントは、単純に「人が少ない場所」ではありません。
写真を撮れる、街歩きができる、食事やカフェを楽しめる、子どもと遊べる、そしてアクセスしやすい。
そんな「行ってみたらちゃんと楽しい」場所を、上海市内5か所+上海から高速鉄道(高鉄)で行きやすい近郊5か所に分けてご紹介します。
※国慶節期間は通常より混雑する可能性があります。高速鉄道のチケット、施設の予約、営業時間などは、出発前に最新情報をご確認ください。
🚇 上海市内のおすすめ穴場・準穴場5選
1.上海温室花園+双子山

🌿 植物・写真・散策・子連れ
「上海市内で、ちょっと旅行気分を味わいたい」という方におすすめなのが、上海世博文化公園にある上海温室花園。
大きな温室の中には熱帯植物やさまざまな植物が展示されていて、屋内なので天候に左右されにくいのも魅力です。
さらに近くには「双子山」があり、温室だけでなく、公園散策やちょっとした山歩きも楽しめます。
「見るだけ」で終わらず、写真を撮ったり、歩いたり、子どもと遊んだりできるので、国慶節のファミリーのお出かけにもおすすめです。
📍住所: 上海市浦東新区済明路199号(上海世博文化公園内)
🚇アクセス: 地下鉄13号線「世博大道」駅などから徒歩
⏰おすすめ滞在時間: 3~5時間
👨👩👧👦 子連れ: ◎
こんな人におすすめ
- 上海市内で自然を楽しみたい
- 写真を撮りたい
- 子どもと一緒に出かけたい
- 雨の日でも楽しめる場所を探している
2.M50創意園

🎨 アート・グラフィティ・カフェ・写真
「普通の上海観光ではなく、ちょっと違う上海を見てみたい」という方にはM50創意園。
古い工場を利用したアートエリアで、レンガ造りの建物や工業的な雰囲気の中に、現代アートやグラフィティ、ギャラリー、カフェなどが集まっています。
M50は、すべてを順番に見て回るタイプの観光地ではありません。
気になるギャラリーに入ってみたり、壁のグラフィティを撮影したり、カフェで休憩したり、**「上海の街をぶらぶら歩く」**感覚で楽しむのがおすすめです。
📍住所: 上海市普陀区莫干山路50号
🚇アクセス: 地下鉄13号線「江寧路」駅から徒歩約10分
⏰おすすめ滞在時間: 2~3時間
👨👩👧👦 子連れ: ○
M50は現在も多くの旅行者から口コミが寄せられており、アートや写真スポットとして人気があります。
こんな人におすすめ
- 上海のアートに興味がある
- グラフィティや写真が好き
- カフェ巡りが好き
- 外国人観光客が多すぎる定番スポットを避けたい
3.油罐芸術中心+徐匯浜江

🛢️ アート・工業建築・黄浦江・夕日
巨大な石油タンクを再利用した、上海らしいユニークなアートスポット。
タンクを利用した特徴的な建築は写真映えも抜群。展覧会を見た後は、黄浦江沿いの徐匯浜江を散歩することもできます。
おすすめは、
油罐芸術中心 → 徐匯浜江を散歩 → 夕日 → カフェ・夕食
というコース。
美術館だけを目的にするのではなく、**「アート+City Walk」**として楽しむと満足度が高いでしょう。
📍住所: 上海市徐匯区龍騰大道2380号
🚇アクセス: 地下鉄11号線「雲錦路」駅から徒歩約15分
⏰おすすめ滞在時間: 3~4時間
👨👩👧👦 子連れ: ○
こんな人におすすめ
- 写真映えする場所に行きたい
- 現代アートが好き
- 黄浦江沿いを歩きたい
- 夕方からゆっくり出かけたい
4.新場古鎮

🏮 上海の水郷・老街・ローカルグルメ
「上海で古鎮に行きたいけれど、朱家角はちょっと混みそう……」という方には新場古鎮。
水路、石橋、古い街並み、昔ながらの建物が残る江南水郷で、上海市内にいながら昔の中国の雰囲気を感じられます。
そして新場古鎮のもう一つの楽しみが食べ歩き。
小さな店をのぞきながら、焼売や塌餅、豆腐花などのローカルグルメを探してみるのもおすすめです。
古鎮を歩く → 写真を撮る → 小吃を食べる → カフェで休憩。
そんな気軽な半日旅行にぴったりです。
📍住所: 上海市浦東新区海泉街128号
🚇アクセス: 地下鉄16号線「新場」駅からバスまたはタクシー
⏰おすすめ滞在時間: 3~5時間
👨👩👧👦 子連れ: ◎
こんな人におすすめ
- 上海の古鎮に行ってみたい
- ローカルグルメを食べたい
- 写真を撮りながら街歩きしたい
- 子どもと一緒に楽しみたい
5.前灘休閑公園

🌾 黄浦江・芝生・芦葦・夕日・ショッピング
「観光地をたくさん回るより、上海でのんびり休日を過ごしたい」という方におすすめ。
黄浦江沿いに広がる公園で、芝生や散歩道、子ども向けのスペースなどが整備されています。
特に夕方は、川沿いの景色と夕日を楽しむのにぴったり。
おすすめは、
午後に公園へ → 散歩・写真 → 黄浦江の夕日 → 前灘エリアで夕食
という過ごし方です。
公園だけでなく、周辺にはショッピングモールやレストランも多いため、「行ったけれど何もすることがない」心配が少ないのもポイント。
📍住所: 上海市浦東新区前灘大道周辺
🚇アクセス: 地下鉄6・8・11号線「東方体育中心」駅などから徒歩
⏰おすすめ滞在時間: 2~3時間
👨👩👧👦 子連れ: ◎
🚄 上海から高速鉄道で行ける近郊旅行5選
「国慶節に上海から少し離れてみたい」という方は、高速鉄道(高鉄)を利用した近郊旅行もおすすめです。
上海虹橋駅から1~2時間程度で行ける街なら、日帰り旅行も可能。
今回は、高鉄でアクセスしやすく、到着後も街歩き・グルメ・写真などを楽しめる場所を選びました。
6.嘉興・月河歴史街区

🏮 古鎮・老街・嘉興粽子・食べ歩き
上海から最も気軽に行ける近郊旅行の一つが嘉興。
月河歴史街区には、運河、石橋、古い街並み、飲食店などが集まっています。
「有名な古鎮に行く」というより、江南の街を歩きながらローカルグルメを楽しむ感覚がおすすめです。
嘉興といえば「粽子(ちまき)」。
上海の粽子とは少し違う嘉興粽子を食べ比べてみるのも面白いでしょう。
🚄アクセス: 上海虹橋駅 → 高鉄「嘉興南」駅
🚕駅から: タクシーまたは公共交通で月河歴史街区へ
📍住所: 浙江省嘉興市南湖区建国北路22号周辺
⏰おすすめ滞在時間: 半日~1日
👨👩👧👦 子連れ: ◎
おすすめプラン
上海 → 嘉興 → 月河老街 → 粽子・小吃 → 夜景 → 上海へ
上海から近いため、国慶節の日帰り旅行にも向いています。
7.湖州・南浔古鎮

🏘️ 江南水郷・古い邸宅・庭園・遊覧船
江南らしい古鎮をゆっくり楽しみたいなら、南浔古鎮。
古い邸宅や庭園、水路沿いの街並みが残っていて、烏鎮や西塘とは少し違った落ち着いた雰囲気があります。
特におすすめなのが、百間楼周辺の水辺。
昼間に街を歩くだけでなく、夕方から夜にかけてライトアップされた水郷を見るのもおすすめです。
🚄アクセス: 上海虹橋駅 → 高鉄「湖州南浔」駅
🚕駅から: タクシー・景区アクセス交通など
📍住所: 浙江省湖州市南浔区南浔古鎮
⏰おすすめ滞在時間: 1日~1泊2日
👨👩👧👦 子連れ: ◎
おすすめプラン
1日だけなら:
古鎮散策 → 小蓮荘・張石銘旧宅 → 遊覧船 → 夕食 → 上海へ
ゆっくりしたいなら:
1泊して、朝の静かな水郷を散策。
国慶節は日中の混雑が予想されるため、宿泊して朝夕の時間帯を楽しむのもおすすめです。
8.桐郷・濮院時尚古鎮

👘 古鎮・ファッション・カフェ・夜景
「古鎮は好きだけれど、昔ながらの古い街並みだけでは少し物足りない」という方におすすめなのが濮院時尚古鎮。
江南水郷の景色に、ファッション、ショップ、カフェなどを組み合わせた新しいタイプの観光エリアです。
昼間は古い街並みを歩き、夕方からは水辺の夜景を楽しむのがおすすめ。
🚄アクセス: 上海虹橋駅 → 高鉄「桐郷」駅
🚕駅から: タクシー約20分、または路線バス
📍住所: 浙江省嘉興市桐郷市濮川大街233号
⏰おすすめ滞在時間: 1日~1泊2日
👨👩👧👦 子連れ: ○
おすすめプラン
午後到着 → 古鎮散策 → 写真 → カフェ → 夜景 → 夕食
特に写真を撮るのが好きな方にはおすすめです。
9.紹興古城

🍶 魯迅・紹興酒・老街・烏篷船
日本人におすすめしたい近郊旅行先の一つが紹興。
なぜなら、紹興は魯迅ゆかりの街だから。
魯迅故里では、魯迅が少年時代を過ごした場所を見学でき、その周辺には古い街並み、飲食店、カフェなどが集まっています。
さらに、
魯迅故里 → 沈園 → 倉橋直街 → 黄酒を楽しむ
という街歩きもおすすめ。
紹興名物の黄酒、臭豆腐、茴香豆など、上海とは少し違ったローカルグルメも楽しめます。
🚄アクセス: 上海虹橋駅 → 高鉄「紹興北」駅
🚇駅から: 地下鉄などを利用して市中心部へ
📍住所: 浙江省紹興市越城区魯迅中路周辺
⏰おすすめ滞在時間: 1日~1泊2日
👨👩👧👦 子連れ: ◎
日本人なら「知っている作家の故郷を訪れる」という楽しみ方ができるのも紹興の魅力です。
歴史や文学に興味がある方だけでなく、古い街並み+食べ歩きを楽しみたい方にもおすすめ。
10.台州・臨海古城

🏯 古城壁・老街・小吃・写真
最後は、今回の中では少し遠めの「知る人ぞ知る」近郊旅行。
臨海古城には、歴史ある城壁と紫陽街が残っています。
紫陽街には昔ながらの商店や食堂、小吃店などが並び、食べ歩きをしながら古い街並みを楽しめます。
さらに台州府城の城壁に登ると、古い街並みを上から眺めることもできます。
「有名な観光地に行く」というより、知らなかった街を歩いてみる。
そんな国慶節旅行にぴったりです。
🚄アクセス: 上海虹橋駅 → 高鉄「臨海」駅
🚕駅から: タクシー約10~15分で古城エリアへ
📍住所: 浙江省台州市臨海市古城街道・紫陽街周辺
⏰おすすめ滞在時間: 1泊2日
👨👩👧👦 子連れ: ○
上海から少し距離があるため、日帰りよりも1泊2日がおすすめ。
🍂 どこへ行く?目的別に選んでみよう
👨👩👧👦 子どもと一緒に
上海温室花園+双子山 / 前灘休閑公園 / 新場古鎮 / 南浔 / 紹興
📷 写真を撮りたい
M50 / 油罐芸術中心 / 濮院時尚古鎮 / 臨海古城
🏮 古鎮を楽しみたい
新場 / 嘉興・月河 / 南浔 / 濮院 / 紹興
🍜 ローカルグルメを楽しみたい
新場 / 嘉興 / 紹興 / 臨海
🚄 上海からちょっと旅行したい
嘉興なら日帰り、南浔・濮院・紹興なら1日~1泊、臨海なら1泊2日がおすすめです。
🌰 国慶節は「有名な場所」だけが旅行ではありません
国慶節の上海は、多くの観光客が訪れる一年でも特に混雑しやすい時期です。2025年の国慶節・中秋節連休には、上海を訪れた観光客が延べ2,548万人を超えました。
だからこそ、今年は少し視点を変えてみませんか?
外灘や豫園のような定番観光地ではなく、アート、古鎮、カフェ、江辺、ローカルグルメなど、自分の好きなものを組み合わせて楽しむ。
上海市内でゆっくり過ごすのも、高速鉄道に乗って知らなかった街へ行くのも、どちらも立派な「上海の休日」です。
今年の国慶節は、いつもとは少し違う上海を探してみてください。
気になる場所があったら、ぜひ保存して、国慶節のお出かけ候補に!
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